プロフィール

デジタルメディア局 メディアソリューション部
S.K./K.H.
S.K./2020年4月に東洋経済新報社に新卒入社。入社から現在まで、「東洋経済オンライン」のメディアエンジニアとして活躍中。
K.H./2021年4月に東洋経済新報社に新卒入社。法人販売・EC・定期購読システムなどの基盤システム、業務管理システムの導入・運用を行うメディアエンジニアとして活躍中。
デジタルメディア局 メディアソリューション部
S.K./K.H.
S.K./2020年4月に東洋経済新報社に新卒入社。入社から現在まで、「東洋経済オンライン」のメディアエンジニアとして活躍中。
K.H./2021年4月に東洋経済新報社に新卒入社。法人販売・EC・定期購読システムなどの基盤システム、業務管理システムの導入・運用を行うメディアエンジニアとして活躍中。
担当している仕事は何ですか。
メディアエンジニアは、各Webサービスを行う上で必要となるサイト、コンテンツ管理システム(CMS)、会員システム、認証システム、決済システム、マーケティングオートメーション(MA)、お問い合わせ管理システム、FAQシステムなどの企画・導入から運用まで行う技術職です。各種システムの企画・選定にあたっては海外のプロダクトを選ぶこともあります。
たとえば、課金決済システムを導入する際に、調査の結果、海外のSaaSサービスにたどり着いたのですが、日本独自の「払込票」や「コンビニ払い」に対応が出来ませんでした。けれども、顧客の利用状況から「払込票」や「コンビニ払い」は必須と判断し、段階的に開発しました。顧客や社内関係者の要望をデータやヒアリングなどを通じて抽出し、具体的な機能として企画し実現させていくのが、メディアエンジニアの役割です。
また、サイトの運営に欠かせないCMSの整備もメディアエンジニアの重要な業務の一つです。CMSへのコンテンツ入稿を簡易化するための機能や直感的に操作できるメニューの実装など、記事を入稿する現場の声を捉えて実装を行い、サイトの発展につなげていきます。
実際のシステム開発は外部のベンダーに委託することが多いです。委託先のベンダーの調査・選定から始まり、要件をまとめて依頼を行います。仕様の調整や進捗の確認、納期の管理など、プロジェクトを円滑に進めるプロジェクトマネジメント能力が求められます。複数のベンダーと同時にプロジェクトを進めることも少なくありません。
こうした業務は一見地味に映るかもしれませんが、その成果は企業の業績や顧客満足度に大きな影響を与えます。細かな改善を積み重ねることで、企業が持続的に成長していくための基盤を構築するのが、メディアエンジニアの使命です。
仕事のやりがいは何ですか。
自ら携わったシステムや機能が、社内の業務効率や顧客満足度の向上に繋がることが大きなやりがいとなります。たとえば、担当した機能改善によって顧客からの問い合わせが減少したり、社内の担当者から「仕事が楽になった」といった前向きなフィードバックを受けたりすることで、目に見える形で改善の効果を実感でき、仕事の意義を強く感じることができます。
仕事で大事にしていることについて教えてください。
業務に関わるさまざまな人々との調整やコミュニケーションが挙げられます。新規のシステムに限らず、たとえば、既存システムの変更を実施する際には、あらゆる関係者に事前に利用状況をヒアリングし、改修がユーザーに混乱を与えないよう慎重に対応をしながら進める必要があります。視野の広さと細やかな気配りが、メディアエンジニアに求められる重要な資質です。
求められる人物像について教えてください。
メディアエンジニアには、相手の立場を理解し、課題や要望を正確に捉える力が重要です。また、ベンダーなど社外の人と働く機会も多いので、社内の要望を言語化する力も求められます。
求められる人物像は
・相手の立場に立って考えられる人
・他人の意見に耳を傾けまとめられる人
・チームワークで物事を進められる人
です。
基礎的な技術に関するスキルは、事前には必ずしも求められません。むしろ、周囲とのコミュニケーションが求められる局面が多く、チームワークで作業を進める姿勢が大切です。
Webサービスの企画・導入・運用といった業務を通じて、システム設計やプロジェクト管理など技術職としての実践的なスキルを習得できます。
また業務の各工程において、製品サービスの知識やヒアリングスキルを身につけることもできます。こうした経験を積むことで、プロダクトマネージャーやシステムアーキテクトなどの役割を担うことも可能です。プロジェクト管理をはじめとするこれらの能力と経験は、他の職種にも応用できるため、キャリアの選択肢が広がるでしょう。
所属・役職は取材時時点のものです。